第2回 地衣類研究会オンライン講座「地衣共生藻を見てみませんか?」で習ったことをやってみました。(以下の写真はクリックすると高画質のものが見えるようです)
近くの公園で地衣類を採取。 ナミガタウメノキゴケ と キウメノキゴケ の裂片を少しだけちぎってきた
ナミガタウメノキゴケを濡らして剃刀で切り、断面を確認。
携帯用「顕微鏡」で写真を鮮明に取るのは無理か?
濡れたナミガタウメノキゴケの表面(背面)を剃刀で擦る。後はこんな感じで、黄緑色の部分がこそげ取られたのがわかる
取れたものを水を垂らしたスライドグラスに
カバーグラスをかけて、まずはそのまま顕微鏡(年代物。レンズが汚れています)で見てみる
緑色のもの(藻類が)がかたまっている(菌糸で絡められている)
講座で習ったように、指でカバーグラスを押し付けてぐりぐり動かし、菌糸をほぐす(力加減が良くわからないが、とりあえず「軽く」やってみた)
顕微鏡で観察。丸い緑色のものが見えた。これが共生藻 Trebouxia sp. だろうと思う。
同様に、キウメノキゴケの共生藻も見ることができました
と、いうことで、地衣共生藻を見ることができました。
が、家にある顕微鏡では、細胞の中の構造を見るのは苦しく、2種の地衣の共生藻が同じなのか違うのか確認することは困難と思われます。(どちらも Trebouxia っぽいということぐらいは言えるのかな?)
大雑把ですが、顕微鏡の視野の直径はだいたい 0.3 mm 程度。
これから計算すると、共生藻の大きさはだいたい直径 0.01~0.02 mm 程度ということになります(誤差は大きい)。
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